タウンニュース個人取材 第三弾

Action理事の石原です。

今回、タウンニュースの個人取材 第三弾はADHD、うつ病の当事者である私が応じました。

「ADHDってそもそも何?」「なんでうつ病になって、どうやって治ったの?」「どんなことに困るの?」

というところは紙面を見てザックリと踏まえていただけると幸いです。

 

見出しにもあるように、「一見『普通』に見える」というのが、

ADHDやアスペルガー症候群といった発達障害におけるポイントになります。

たとえば私の場合、以下のようなやり取りがあまりにも多く、仕事や学校での生活に支障がでてしまいました。

 

「しまった、提出物忘れちゃった!」

→「もう…なんでメモとらないの?携帯のスケジュールに入れるとかできるよね?」

→「メモも取って携帯のスケジュールも入れましたけど、メモはなくしてスケジュールは見忘れました…」

→「…は?(こいつ大丈夫なの?どうしようもないじゃん、使えねーなぁ)」

 

こうしたやりとりが毎日続き、人付き合いも仕事も生活もまともにできず、

心身ボロボロになってうつになる…というのが僕の経験でした。

「自分の努力が足りない」と言われれば、それは間違いなくあると思っています。

ただ、それと同時に、「上のような状態の人間が、はたして自分の努力だけで改善できるのか?」とも思っています。

 

よく「ADHDやアスペルガーの人は、その特性とうまく付き合って社会で大成している人も多いよ」という意見を聞くことがあります。

しかし、上のようなやりとりをしている人が本当に成功できるか、というとNOだと思います。

 

もちろん障害に悩まされながらも、環境になじみ、周りに認められ、職につけている人もたくさんいます。

その中で大成している人もいます。

しかし、上のような生活上の初歩的なミスばかりを続けて前に進めず、だれにも助けてもらえず、

自分でもどうすればいいかわからずに潰れてしまっているという人も多くいる…

ということを忘れてはいけないと思います。

 

じゃあそういう人はどうすればいいの、となると、

結局は個別に理解者が協力するのが一番なのかなと考えています。

 

(例えは極端ですが、車いすのように)一目で「私はこれが苦手なんです」というのもわからない、

普通に生活上での一般的な行動ができそうに見える人が上のようなことを繰り返してしまうと、

「あ、この人ダメだわ」という社会的評価に繋がってしまいます(正直、僕自身もそう思ってしまいます)。

そう否定的な評価で終わらないように、

理解者が「じゃあどうすればこの人はうまく環境になじめるのかな」と立ち止まり、

その人の問題点や特徴を個別に見据えて、周りに認められ、環境になじめるように考えていくことが重要だと思います。

 

同法人の高津、樋口、金田らにで会ったことで、私は自分自身の問題解決に繋げることができました。

本当に感謝しています。

全て解決したわけではないですが、今後どう生きていけばという指標は間違いなくできました。

 

こうした経験から、自分自身の経験をもって、発達障害やうつの人に対して、どう生活していけばということを

一緒に考え、努力し、幸せに生きられるように活動していきたいと思います。