11月18日 LGBTセミナー@橋本に参加しました

LGBTの当事者であるActionの都竹が、橋本でのLGBTセミナーに参加しました。

今日は性同一性の方のご夫婦とお母様とお子さまの親子の二組のお話を聞くことができました。

お二人とも女性として生まれましたが、現在は男性として生活なさっています。

 

【一組目のご夫婦】

ご夫婦の方は、夫さん(♀→♂)は公務員として従業なさってます。

奥様はバイセクシャルとのことです。

 

ご夫婦の夫さんは手術が終わり戸籍上も男性になられてます(それ故に結婚が可能です)。

ただ、「全部終わったこれから先も心とからだが一致する事はないだろうな」と言っていたのが都竹にはちょっとズシッときました。

また、体にメスを入れる罪悪感や、手術で得た体を完全とは思えないなとの理由で、「手術を済ませても、心と体の一致は感じられない」とも仰っていました。

結果的には個人の差があることなので仕方ないことですが…。

 

就職は、学校の教師などの周囲の方に理解があり、公務員として採用されたそうです。

早期の時点で周囲の理解を得られることで、社会に出ても実生活での悩みが減る、ということにつながるという事例になると思います。

 

【二組目の親子さん】

二組目の、親子さんは息子さん(♀→♂)が当事者です。

お母様は息子さんのカミングアウトを受けたことをきっかけにLGBTの知識を勉強し、現在サポート団体に従業なさってます。

就職の際にLGBTのTは外見に出てしまうためLGBTの中でも特に大変な思いをする事が多く、内定取り消しなどあったようです。

 

現在はマイナンバーなどでごまかしもきかなくなり、仕事にありつくのがさらに困難になっているとのことです。

息子さんは手術はそこまで深く考えておらず、手術しなくても戸籍が変えられるなら…というスタンスだそうです。

ここはLGBTのTで分かれる部分です。

 

【お二方に共通していたこと】

やはり自我がはっきりする思春期からの苦悩で、広まる噂や引きこもりなど…

LGBTのL・G・Bは外見に左右されないのでカミングアウトをしなくては、となりますが

Tは外見に人生を大きく左右されてしまいます。

幸い、お二方に共通していたのは、ご両親の理解と支えがあるという部分でした。

そこだけでもかなりの救いになってると思います。

どうしても周りの環境の影響は大きく、学校の教師、面接を受けた会社の先方、そして身内・家族の理解が得られないと、精神を病んでしまい、最悪の場合自ら命を絶ってしまうことも少なくありません。

 

【まとめ】

LGBTというくくりで、それぞれ分かれている中からまた枝のようにタイプが分かれているので、

ひとえにLGBTといってもなかなか理解されにくいのが現状です。

例えばTだけでも、

「手術等を用いて戸籍上の性別も完全に変えたい」

「手術等は望んでいるが特に焦る必要はない」

「手術等は特に望まず、服装等の見た目だけ心の性別になれば満足できる」

…と、個別例によって大きく違いが出てきます。

LGBは外見に左右されないので、カミングアウトをしない限りは社会生活においては大きな支障は出にくい(人付き合いや何気ない会話では居心地の悪さを感じたりはあると思いますが…)ですが、Tは自身の外見に出てしまうので、そうした考えを持つ前に外見で周りからの声が気になり、自分の心とのギャップに悩むケースが多いです。

 

まずはLGBTをいうくくりで知ってもらえたら…が今の理想だと思います。

そこから今回のセミナーの当事者のような事例を知ることで理解を深めらる人が増えれば幸いです。

 

Actionでは、上記のような流れをセミナー開催や当事者へのサポートを通じて、

LGBTの方の生きやすい環境作りをお手伝いします。

LGBT当事者がいるActionだからこそ、当事者同士で本気で考えることができます。

お悩みの方は、一人で悩まずにお声をかけてください!